つれづれ日記
5月1日
  連休中のニュースで一番腹立たしいのは、自民・民主両党の「年金未納兄弟」問題だ。なにしろ年金法案で国民には高額の保険料納入を「自己責任」だといって押しつけながら、法案提出責任者である自民党閣僚や民主党党首が年金未納者だったというのだからおよそ恰好がつかない。しかも弁解の口舌がふるっている。「勘違い」「思い込み」「手続き上の齟齬」「うっかりミス」などを連発しながら、それでいて誰一人責任を取って辞任辞職しようとする者がいないのだ。おまけに年金未納問題と年金法案の審議は別問題と強弁して審議は強行するというのだから、国民が政治不信・政治家不信が頂点に達するのも無理はない。

  京都でもこの話題で持ち切りだ。しかも一般論ではない。京都選出の国会議員の中からも自民党衆議院議員の谷垣禎一氏(財務大臣)と民主党参議院議員の福山哲郎氏が揃って未納者であることが発覚したからだ。まさに両党は「年金未納兄弟」だといわれても仕方がない。

  そればかりではない。京都の民主党は国防政策でも驚くほど自民党に近い(あるいはそれ以上だ)。有事法制の提案者として前原誠治氏が提案説明と答弁に立ったのは衆知の事実だが、福山哲郎氏も負けじとばかり自民党国防族議員と一緒に「海外派遣自衛隊を支援する国会議員の会」や「日米安全保障戦略会議」などのメンバーとして活躍している。この有様では、「年金未納兄弟」と「国防(家)族」がダブっているのは決して偶然とはいえないだろう。「国政では自民党と対決」「地方政治では自民党と一緒」というのがこれまで京都の民主党の立場だった筈だが、これでは「看板に偽りあり」ということになりかねない。