つれづれ日記
4月10日
  先週の土曜日(4月3日)、神戸で「神戸再生フォーラム発足総会」があった。
  京都市長選に手弁当で駆けつけてくれた人たちが中心になり、来年10月の神戸市長選に向かって立ち上げた市民派組織だ。前回は市民派候補を一本化できずに4人も乱立し、合計得票数では市役所候補を上回っているのに見す見す負けてしまった(投票率は38.1%)。その苦い教訓をどう生かすのかとの気持ちが、今回の「再生フォーラム」というネーミングにもあらわれている。中心メンバーは、京都とは違ってすでに2回の市長選を経験しているだけに「筋金入りの強者揃い」だ。とにかく議論するだけでなく、言ったことは必ず実行するところが凄いのである(「思索の京都」・「行動の神戸」といったところか)。  しかも今回の布陣をみると、経済人や著名人が最初から参加しているのも興味深い。呼びかけ人の代表の一人は三木谷良一氏(神戸大名誉教授・金融論)で、その子息が今はときめく「楽天」社長の浩史氏なのだ。浩史氏は前回市長選においてもすでに市民派候補の推薦人として名前を連ねているし、今回も強力な後ろ楯になっている。最近では破綻に直面している「ヴィッセル神戸」の再生オーナーとして、神戸市民の期待を一身に集めている「希望の星」なのである。また顧問に、元日銀神戸支店長2人と田中長野県知事が就任していることも注目される。
  さる3月30日には、市民の反対を押し切って建設強行中の神戸空港予算差止並びに神戸市長への損害賠償を求める市民訴訟(原告2千人)の一審判決があった。判決そのものは棄却だが、判決文の内容は空港建設の必然性を需要予測・財政収支・安全性など各方面にわたって疑問点を羅列しおり、実質勝訴に近いものになっている。次期市長選の頃には実質的な破綻状況が誰の眼にも明らかになることを思えば、1年半前からスタートした今回の再生フォーラムの意義は大きい。