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4月8日
大学から家に持って帰ってきた本の整理がやっと一段落した。読みもしないのに買う癖がついてしまっているので、本の置場の確保が結構大変なのである。
それでも背表紙を眺めていると、何だか読んだような気分になるから不思議だ。
しかし、家人はおよそこのような気分が分からないらしい。スキがあれば始末しようとする。全く油断がならない。片づけないで放っておくと、何時の間にか姿を消してしまうことさえある。先日も数年間営々と溜めてきた段ボール箱入りの新聞スクラップが忽然と消えているのにふと気づいた。聞けば、茶色に変色した紙切れがそこら中に散らかっていたので処分したという。一時は愕然としたが、考えてみると「スクラップすること」が自己目的化していて、それをほとんど利用していないことも事実だ。それからは新聞を切り抜くことを潔く止めた。そうすると、新聞記事をよく読むようになった。スクラップしない効用かも知れない。 |
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